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安保法案を通してみる『若者世代』との意識のズレ?

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現在、政治での最大の関心ごとは安保法案にあるのは間違いないでしょう。

各種メディアの報道を見ていると、安保法案の内容にも懸念があるが、「民主主義を無視したプロセスである」という主張がなされています。

かつて左翼思想が強いとされていたメディアでも、安保法案自体には積極的な反対をしておらず、法案の成立過程において独裁的だという批判が中心です。

その一方で、大学生を中心に結成されているSEALDsの代表である奥田氏が中央公聴会において述べた意見を見ていると、「戦争に反対」という意見のみで構成されているように思えます。

今の日本は、大きな選択肢を迫られている状況には変わりありません。

最近でこそ、暴走気味に成立した安保法案ですが、この話題が出る前までは、中国のやりたい放題ぶりが多く報道されていました。

またアジアインフラ投資銀行の設立宣言にあたり、アメリカの影響力の低下が浮き彫りとなりました。

このように、ここ最近の国際情勢を見る限りでは、日米安保やそれに関する法律などの改正が急務であることは間違いありません。

多くのメディアも安保法案について議論することには反対はしておらず、そのプロセスに問題があると主張しています。

しかし、SEALDsが若者世代の代表であるならば、かなり問題があるように思われます。

なぜなら、彼らが主張する戦争反対の前提には「自分が」戦争をしたくないから、という考えがあるように見えるからです。

安保法案が成立したからといって、すぐに戦争に結びつけるのは短絡的ですし、国防という点から現在の憲法では限界があるという意見や、現在の国際情勢などを一切考慮していないように見えます。

何より「自分がやりたくないことは誰かがやれば良い」というような考えがあるように感じてしまうのは問題だと思います。

誰だって戦争などしたくはありません。

しかし、今まで日本の防衛はアメリカの軍事力が背景にあり、日本の周辺国は、常に日本の背後にいるアメリカを意識してきました。

ところが、そのアメリカの影響力が弱まった現在では、日本独自の力でアメリカの軍事力に代わるものを出さねばならないときだと言えます。

最も近道なのは、自衛隊に課せられている制限を外すことですが、各メディアの主張通り、成立までのプロセスや充分な議論がなされていない点は、民主主義を無視した暴走とも言えます。

今回の安保法案に関する騒動を見ていると、若者世代との意識のズレを感じてしまいます。

一見するとしっかりとした意見を表明しているように見えますが、基本的に「やりたくないことはやりたくない」という子供じみた考えが前提にあるような気がしてなりません。

自分の感情に素直なのは良いことだとは思いますが、もう少しでいいので、さまざまな要素を視野に入れて欲しいと願わざるを得ません。

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