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携帯電話の料金が安くなる!? 携帯料金引き下げ「年内めどに結論」高市総務相

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安倍晋三首相が、スマートフォンの通信料などの負担軽減に向けた方策を検討するよう高市早苗総務相に指示したという話は、まさにグッドニュースでした。

日ごろから、「携帯電話料金は高い」と感じていたものですから、そこにやっとメスが入る時が来たようです。

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日本の携帯電話料金は高いのか?

「携帯電話料金が高い」と述べてしまいましたが、その理由は「各家庭まで電話線を引き込まなければならない固定電話と違い、携帯電話は鉄塔を立てるだけなので安くならないはずはない」といった程度のものでした。

それでは、余りに無責任なので、調べてみたら野村総合研究所が「携帯電話料金の国際比較」という調査をしていました。

野村総合研究所「携帯電話料金の国際比較」

これは1994年の5月に実施されたもので、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツと日本の携帯電話料金の比較を行ったものです。

また、比較する電話料金は、各国でシェア1の電話会社の料金を使用したそうです。

日本の電話会社はNTTドコモでした。

この比較に当たっては、端末費用の考え方が各国で異なるため、一定期間の総費用で比較を行ったようです。

結果は下記のとおりです。

個人フィーチャーフォン

ライトユーザーは安いが、フィーチャーフォンでメール以外のデータ通信を多用するユーザーは高い。

個人スマートフォン

  • データ利用量によって、料金の順位はめまぐるしく変わる。
  • ドコモの新料金プランでは低データ利用ユーザーについても低廉化。
  • ただし、イギリス(EE)は、高データ利用ユーザーの料金が明らかに安い。

家族スマートフォン(2人~5人)

家族の総データ利用料の多寡、家族の数、シェアする回線数、家族の機種変更の頻度などにより、料金の順位は変わる

つまり、各国で料金プランが異なり、その使い方によって料金も大きく変わってしまいます。

一概に「日本の携帯電話料金は高い」とは言えないようです。

なお、上述の調査内容については下記を参照してください

「携帯電話料金の国際比較~ユーザが携帯電話料金プランを選ぶ時代へ~」(野村総合研究所)

なぜ首相は携帯電話料金の見直しを指示したのか?

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「日本の携帯電話料金は高い」というのは、どうやら私の思い過ごしであったようです。

では、安倍首相は、なぜ「通信料などの負担軽減」について触れたのでしょう?

安倍首相が「通信料などの負担軽減」に触れたのは「経済財政諮問会議」の席上でした。

家計の消費が拡大がテーマになっていたのかも知れません。

「アベノミクス」により、日本経済は順調に回復してきています。

しかし、家計消費が伸びていないことは周知の事実です。

その「テコ入れ」として「携帯電話料金」が取り上げられたのかも知れません。

野村総合研究所も調査では「必ずしも日本の携帯電話料金は高くない」という結論になりました。

したがって、総務省が検討に入っても、どれほど携帯電話料金が安くなるかはわかりません。

ただ、ユーザーの立場に立った新しい料金体系が生まれ、誰もが納得のいく、使いやすい携帯電話料金となることを願うばかりです。

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