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ボジョレー・ヌーヴォー、2015年の解禁日は11月19日(木)の午前0時! ヌーヴォーってどんなワイン?

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所要時間:約529

今や日本で大イベントとなった、ボジョレー・ヌーヴォー解禁。

本場フランスよりずっと楽しむ人が多いとか。

一方でワイン好きからはワイン扱いされないなど、厳しい目も向けられています。

ボジョレー・ヌーヴォーとはどんなワインなのでしょうか。

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ボジョレー・ヌーヴォーとは?

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フランス語で「Beaujolais nouveau」と書き、日本ではボジョレー・ヌーヴォーともボージョレ・ヌーヴォーとも呼ばれます。

本来の発音はボージョレの方が近いそうで、ソムリエ協会では「ボージョレ」と表記しています。

ボジョレーとは、フランス・ブルゴーニュ地方にある地域の名前です。

1800年代からこの地域で取れるガメイ種のブドウからフレッシュワインが作られており、地域の人々のデイリーワインとして親しまれて来ました。

それが評判を呼ぶようになると、販売業者が醸造の終わっていない商品まで売り出すようになり、質が落ちてしまいました。

そこでフランス政府が「解禁日」を設ける事になったのです。

最初の解禁日は11月11日でした。

この頃が最初のボジョレー・ヌーヴォーが出来上がる頃であり、更に聖マルタンの記念日があった事から、縁起が良いという事で選ばれたようです。

ところが、この記念日がのちに無名戦士の日に変更されたため、11日に一番近い15日の聖タルベールの記念日が解禁日に変更になったのです。

その後も問題は起きました。

フランスでは日曜はレストランやワインショップがお休みの事が多いため、11月15日が日曜だった場合、売り上げに大きな影響が出てしまいます。

そこで、最終的にフランス政府が決めたのが「11月の第3木曜日」だったのです。

ボジョレー・ヌーヴォーの製造法

ボジョレー・ヌーヴォーはボジョレー地区のデイリーワインという位置づけから、その年のブドウの出来をテイスティングするもの、という風に変わって行きました。

ガメイ種が最も早く熟しワインにされるため、テイスティングすればその年のワイン全体の出来不出来が大体予想できたからです。

とはいえ、ボジョレー・ヌーヴォーの製造方法は他のワインとは違います。

通常のワインは10か月から2年程度熟成させますが、ボジョレー・ヌーヴォーはたった2ヶ月で収穫から醸造までしてしまいます。

そのため、ブドウをつぶさずどんどんステンレスタンクに入れて発酵させる、という特殊な醸造方法が取られています。

発酵すると自然に炭酸ガスが発生しますが、ボジョレー・ヌーヴォーの場合は短期間で醸造させるため、人工的に炭酸ガスを注入していると想像されます(ボジョレーの醸造者たちは自然発生だと言っているそうですが)。

この製法により、色は濃いのにタンニンが少なく、渋みと苦みが少ないワインが出来上がります。

また、炭酸ガスの作用で酸化しにくいため、フレッシュなままの状態で飲むことができるのです。

ボジョレー・ヌーヴォーを美味しく飲む方法

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寝かせて味が熟成されるタイプではないため、できるだけ早く飲むことをおすすめします。

飲む1時間前に冷蔵庫に入れると、ちょうど良い冷え具合で美味しくいただけます。

グラスは口の狭い卵型が合います。

普通のワインほど香りが強くないため、口が広いと香りが逃げてしまいます。

もし1本飲み切れない時は、残ったワインがちょうど入る容器に移し替え、口をしっかり締めて下さい。

出来るだけ空気に触れさせないことで酸化が防げます。

ワインボトル内を真空にする空気抜きも販売されています。

ボジョレーヌーボーに合う料理

ボジョレーヌーボーには赤ワインが多くあります。

そのため、赤ワインに合う料理として肉料理をメインに考える人も多いかもしれませんが、すっきりとした口当たりから和食や魚料理などにも充分に合います。

それでは雰囲気が出ない、という人には、生ハムや軽めのチーズをつかったおつまみをお供に楽しむ方法もあります。

ボジョレーヌーボー自体がライトなので、それのお供には少し重たいものを選ぶことをお勧めします。

ボジョレー・ヌーヴォーの種類・ランク

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「ボジョレーワイン」には44種類のランクがあり、そのうちヌーヴォーがあるのは2種類。

「ボジョレー」と「ボジョレー・ヴィラージュ」です。

ヴィラージュとは英語でヴィレッジ、つまり村。

ボジョレー地区の中でも質の良いワインを作る、と選定された村の商品という事です。

ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーのほうが品質が良いので価格が高くなりますが、同じヴィラージュのランクでも、色々な価格があります。

これは質もさることながら、人件費、容器、輸送方法などの差から出ています。

例えば瓶かプラボトルかで容器代、輸送費、税金に差が出ます。

ですから、価格が安いからといって味が良くないとは限りません。

でも、1本だけを選ぶのであれば、2,000円~4,000円クラスのものにすると良いでしょう。

ワインとの付き合い方

赤ワインは苦手だけれどボジョレーヌーボーは好きという人にはもう少し先のステップへとチャレンジして欲しいものです。

ワインには人それぞれとの相性というものがあります。

例え周囲から最悪と評価を受けていても、実際に飲んでみると、自分の味覚に合っているということはザラにありますし、お気に入りのレーベルのワインでも「騙された!」と感じるほどひどい出来のこともあります。

そういった諸々を楽しむのがワインの醍醐味です。

ボジョレーヌーボーをきっかけにもっと色々なワインにチャレンジして自分だけの銘柄を発掘するというのはかなり楽しいものです。

ボジョレー・ヌーヴォーは100年以上前からボジョレー地方で愛飲されていたもので、決して奇をてらって作られたものではありません。

これまであまり好みでなかった人も、例えばジョエル・ロシェットやル・デュモンといった最高級のボジョレー・ヌーヴォーを試してみたら、ファンになるかもしれませんよ。

ちなみにボジョレーヌーボーの予約は7月頃から受け付けているところが多くあります。

しかも数量限定のことが多いため、上質なボジョレーはすでに予約済みで入手不可になっていることもありますが、それほど落ち込む必要はありません。

先ほども触れたようにワインとの相性は実際に自分の舌で確かめるしか無いのですから。

実際に届いたボジョレーは果たしてあなたとぴったりな相性でしょうか? ワクワクが止まりませんね!

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