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不誠実な対応にもほどがあるけど…東洋ゴムの『免震データ改ざん』問題について

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半期の決算を終えてホッと一息ついたところに、憤りを隠せないニュースが入りました。

東洋ゴム工業株式会社が、今年の3月に免震ゴムの検査データを改ざんし世間を騒がせたことは記憶に新しいところですが、今度は防振ゴムで検査データなどの不正を行なっていたことが明らかになりました。

この発表を受けて、東洋ゴム工業株式会社の株価は急落しています。

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3月に発覚した不正の教訓は活かされず

今年3月に発覚した不正はマンション向けの免震ゴムの検査データを改ざんし、国の審査基準に満たないものを出荷、設置していたというものでした。

地震大国である私たちの国で、地震対策商品での不正は許すことはできません。

また、不正が発覚したときに行なわれた記者会見後では「肝心な情報も明らかにせず、不誠実」との声もあり、その後は東洋ゴム工業に対して非常に厳しい目が向けられることになりました。

現在では、免震ゴムの不正発覚を受けて経営陣の入れ替えや、コンプライアンスなどの見直しがされている状況の中での不正の発覚です。

子会社社員の一報から明らかになった不正

今回明らかになったのは、船などに使用されているエンジンの震動をおさえるための防振ゴムの不正で、東洋ゴム工業の子会社の社員が今年8月に通報したことで発覚したそうです。

流れを振り返ってみると、中間決算などが行なわれる9月を避けて不正の事実を公表したようにしか見えません。

この社員の通報が無ければ、どこまで隠し通していたのか、考えるだけでも恐ろしくなります。

東洋ゴム工業の背後に何があるのか

しかし、ネット上では、別の側面から東洋ゴム工業に対して不信感が募っているようです。

ここ1年の東洋ゴム工業の株価を見ていると、非常に不思議なことに気付きます。

不正があったとされる3月に株価が急落しています。

防振ゴムの通報があった8月にも株価が急落、そして今回の発表を受けて、三度の急落があります。

ここまでくると株価が相当安くなっているだろうと思うかもしれませんが、実際には上昇トレンドで防振ゴム通報の8月にピークをむかえ、その後やっと下降トレンドになっています。

この株価の動き方から、「東洋ゴム工業のバックには何者かがついているのではないか」という憶測を呼び込み、不信感につながっているようです。

不誠実ではあるけど技術はあるとも

3月の免震ゴムの不正、そして今回の防振ゴムの不正が発覚しましたが、今のところは、それが重大な事故につながったという報道はありません。

審査を受けなくても問題なく製品が作ることができる技術がある、という見方もできそうです。

しかし、企業風土を見る限りでは、いくら技術があろうとも顧客に対してあまりにも不誠実です。

東洋ゴム工業の経営陣はどこを向いて経営をしているのか、非常に疑問に思います。

またネット上で噂されている通り、不正を起こしてもすぐに回復する株価には不信感が募ります。

今度こそ、誠実な対応を願いたいものです。

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