ブルージェイズ川崎宗則選手、地元トロントで絶大な人気!

芸能・スポーツ
ìè@‘¥/Munenori Kawasaki (Blue Jays), MAY 7, 2013 - MLB : MLB match between the Tampa Bay Rays and the Toronto Blue Jays at Tropicana Field in St. Petersburg, Florida, United States. (Photo by AFLO)

先日の対ヤンキース戦において、川崎宗則選手が久しぶりに先発で出場し、ブルージェイズファンを湧かせていました。

一打席ごとに登場する度に起こる「カワサキ」コールを一身に受け、8回には送りバントを決めてスタンディングオベーションを受けるという珍しいシーンも見られたそうです。

地元トロントでは大人気

川崎宗則選手は、日本のネット上でも「ムネリン」の愛称で親しまれ、プレー以外の面で見せるその明るいキャラクターが人気を集めています。

ブルージェイズの地元であるトロントでは、変わった日本人選手ということで絶大な人気があります。

ローカルCMなどでは引っ張りだこになっていることもあるそうで、その人気ぶりが伺えます。

川崎選手は「世界一のイチローファン」と公言して憚らず、ベンチにいても笑顔でいることが多い選手です。

拙いながらも英語でコミュケーションをとろうとする姿や、野球に対して真摯な姿勢で取り組んでいることや明るいキャラクターが人気の理由とも言えそうですが、それだけではないように思えます。

起用されるときはユーティリティプレイヤーとして起用される機会も多く、また日本での実績を考えると、今、川崎選手が置かれている状況は必ずしも好待遇であると言うことはできないでしょう。

しかし常に前向きに地元に溶け込もうとしている姿がファンの心をつかみ、意味不明であってもコミュケーションを取ろうとしている姿や、チームの為に貢献しようとする姿が愛される理由ではないでしょうか。

元メジャーリーガー 田口壮選手を彷彿とさせる姿

マイナーリーグに行っても前向きな姿勢を崩さず、野球ができることが喜びである。

そんな風にさえ思わせる川崎選手の今の姿は、かつてのメジャーリーガー、田口壮選手を思い起こさせます。

田口壮さんも、日本にいた頃とはチームからの扱いがまるで違いましたが、決して腐ることなく、チームプレーに徹し、ファンサービスを率先して行なうことで、カーディナルスファンの心を掴みました。

カーディナルスは、メジャーリーグの中でも歴史あるチームで、そのファンも野球をよく知っている人が多く、試合の流れによってはフォアボールを選んで出塁するだけでも拍手が送られるような土地柄です。

逆に言えばプレー内容に対して、非常に肥えた目を持っているファンが多いとも言えます。

そのようなファンをプレーで魅了した田口さんの姿と、現在、ブルージェイズファンの心を鷲掴みにしている川崎選手には、共通点を感じさせます。

日本人プレイヤーの本領はチームプレーに徹すること

日本に比べると、自分の考えを前面に出す文化を持っているアメリカですが、意外と知られていないのが、「チームを大切にしている」という点ではないでしょうか。

自分の成績よりもチームの為に尽力できることは何よりもチームメイトから尊敬を受ける対象となるそうです。

しかし、比較的自己主張が強い文化をもっているアメリカの風土で育った選手には、完全な「チームプレー」に徹することは難しいようで、田口さんが行なってきたことや、川崎選手がチームの為に最大限に自分を活かそうとしている姿は、とても好意的に受け取られるようです、それは川崎選手が所属しているブルージェイズだけでなく、イチロー選手が所属しているマーリンズでも同様に見えます。

今季からマイアミ・マーリンズに移籍したイチロー選手ですが、笑顔でいることが多くなりました。

日本のメディアでは打率や安打数など数字にこだわった報道が多く、成績不振が伝えられていますが、チーム内で今までにないほど、うまくやっているように見えます。

その原因として、マーリンズの主要選手の平均年齢が20代であり、イチロー選手から些細な事でも学べるものは学ぼうとする姿勢があり、イチロー選手も快くそれに応えている姿が多く見られるそうです。

リードオフマンとしての役割を期待されることが多かったイチロー選手ですが、数字にとらわれないチームへの貢献で、活き活きとした表情をしているように見えます。

日本人プレイヤーの本領は、このように「チームの為に自分が何ができるのか」を把握し、チームプレーに徹することができることではないでしょうか。

これから日本人選手たちがどのようにアメリカで評価されていくのか、非常に楽しみです。

COMMENT