東海クラシック、プロゴルファー石川遼選手好発進か

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「ハニカミ王子」

この言葉を聞いて、誰のことをいうのかすぐ思い出せる人はどれだけいるでしょうか。

ゴルフファンならすぐに思うかべられるでしょう。

かつて世間で圧倒的な人気を誇ったゴルフプレイヤー、石川遼選手のニックネームです。

現在行なわれているゴルフ男子国内のトップ杯東海クラシックに参戦しており、初日の前半を好成績で切り抜けました。

ここ最近では、すっかりと名前を聞かなくなっていたような気がしますが、これを機に復活してほしいと願っています。

異常な「石川遼フィーバー」

石川遼選手は、若干16歳にしてプロゴルファーに転向しました。

15歳のときに国内ツアーフルラウンドを回っての優勝はギネスブックにも記録されています。

最年少優勝記録です。

アマチュア時代からその実力は注目されており、将来を期待されていましたが、16歳にしてプロへ転向するとは誰も思っていなかったのではないでしょうか。

また当時、ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手(現:北海道日本ハムファイターズ)の活躍もあり、若く清潔感あふれるタレントには「○◯王子」とネーミングされもてはやされる空気が蔓延しており、石川遼選手も、その空気に巻き込まれていました。

名だたるテレビ放送局が我を忘れたように追い掛け回し、ゴルフ協会から厳重注意を受けることが度々ありました。

それでもなお笑顔を絶やすことなくイメージを崩さずにいられた石川選手には尊敬の念を抱かざるを得ません。

ここ数年の成績は振るわず

しかしながら、ここ数年、国内ツアーでもアメリカツアーでも成績が振るわず、メディアで取り上げられる回数が激減していました。

かつての熱狂ぶりはなんだったのか、まるで夢か幻かと錯覚してしまいそうになります。

しかし、今年、北海道の輪厚カントリーで開催されたANAオープンで優勝を飾り、国内ツアー12勝目をあげました。

そのとき優勝インタビューのさいに、「年男」とかけてなぜか豆まきのパフォーマンスをやらされそうになったらしいのですが、これをきっぱりと拒否、これまでの「好青年」のイメージを崩すような形になりました。

そして現在参加している東海クラシックにおいての好発進は、ストイックなアスリートの側面が出てきているからではないでしょうか。

プロとして何を示せるのか

石川遼選手がプロに転向して数年は、ファンの期待に応えようとする気持ちをメディアに利用されていた部分があるでしょう。

そして今、石川遼選手の「ファンの期待に応える」意味合いが変わったのだろうと印象づけられました。

ゴルフに限らず、プロスポーツ選手たちはファンに対してのパフォーマンスとアスリートとしてのパフォーマンスの両面を要求されます。

派手で豪快なプレイができれば、素人にも分かりやすく「凄い!」と示すことができますが、スポーツの大半は地味な基本動作の積み重ねの上に成り立っており、観客全てを魅了するプレイをし続けることは不可能です。

それでも一定のパフォーマンスを両方の面で出せなければ、プロたる意味はありません。

以前の石川遼選手は未成年だったこともあり、周囲に流される部分もあったことでしょう。

しかしデビューしてから10年近くが経とうとしている今、ベテランと呼ばれる領域に入っています。

石川遼選手の年齢は24歳。

まだまだ可能性が残っている年齢です。

これから先、石川遼選手がどのようなパフォーマンスを披露してくれるのか、注目していきたいところです。

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