卵かけご飯がハゲる原因かもしれない? 育毛効果栄養素『ビオチン』を文字通り『根こそぎ』排泄するとかwww

面白・豆知識

卵かけご飯でハゲる!? ちまたでそんな噂が飛び交っています。

何故そんな噂が立っているのか、その内容を検証します。

どこから出た話?

このショッキングな話にはきちんと根拠がありました。

県立広島大学の加藤秀雄名誉教授の研究で、生卵の黄身と白身を同時に食べると、育毛に必要な成分が排泄されてしまう事がわかったのです。

卵の黄身には「ビオチン」、別名ビタミンB7が含まれています。

ビオチンには髪の毛の元となるタンパク質を合成するアミノ酸を化学反応させ、育毛を促進する力があります。

また、白身にはアビジンという糖タンパク質が含まれており、ビオチンと強く結合する事がわかっています。

この「強く結合する」事が問題なのだ、と加藤名誉教授は述べています。

結合する事によってビオチンの吸収が出来なくなってしまい、育毛促進効果がなくなってしまうのです。

更にこのアビジンのビオチンとの結合力は非常に強いため、卵黄以外から摂取したビオチンまで結合してしまいます。

これを「卵白障害」と言います。

卵白障害が起こると、白髪、結膜炎、筋肉痛、疲労感、血糖値上昇などの症状が出て来ます。

加藤名誉教授によると、白身を加熱すればアビジンが変性し、ビオチンと結合しなくなるため、ゆで卵やスクランブルエッグなどにすれば問題はないとの事です。

生卵を食べると本当にハゲる?

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とはいえ、ゆで卵を卵かけごはんには出来ません。

黄身だけで食べれば問題ない事になりますが、卵かけごはんを食べるたびにいちいち黄身と白身を分けるのはかなり面倒。

でも、ハゲる心配はしなくてよさそうです。

Wikipediaによると、1日あたり10個以上の生卵を食べ続けない限り、卵白障害は起こらないとされています。

また、姫路工業大学の渡邊敏明教授の研究論文にも、卵白の大量投与による実験結果などが記載されており、1日1~2個の摂取では全く問題ないと言えます。

生卵よりもっと危険なものがあった!

生卵の摂取は問題ないことがおわかりいただけたかと思いますが、実はもっと危険なものが沢山あるのです。

①アルコール

アルコールを多量に摂取している人は、ビオチンが欠乏している可能性が大です。

というのは、アルコールを分解するために、ビオチンが多く使われてしまうからです。

②ビフィズス菌・乳酸菌

一部のヨーグルトに含まれるビフィズス菌も、ビオチンを餌にすることがわかっています。

ビフィズス菌と呼ばれる菌は20種類以上あるのですが、そのうちの2種類がビオチンを消費してしまうのです。

乳酸菌も同様に、ビオチンを食べて増殖するタイプが多いです。

③カフェイン

カフェインの利尿作用により、ビオチン、ビタミンB1、カルシウムなどが排出されてしまいます。

その他、タバコや抗生物質などもビオチンの吸収を阻害します。

薬物相互作用があるため、他の薬との相性を調べないと効果がなくなることもわかっています。

生卵を1日10個食べる人はまずいないと思いますが、現代社会においてはビオチン欠乏症になる危険性はいくらでも潜んでいるといえます。

手っ取り早くビオチンを摂取するには、ビオチンが含まれるビタミンB群のサプリメントを摂取するのが良い方法です。

ただし、ビオチンのみの単体だと、2時間程度で体外排出されてしまいます。

ビタミンB2、B6、ビタミンAが入っているものが最も効率的に吸収できると言われています。

もっとも良いのは食品から取る事です。

ピーナッツ、アーモンド、いりごま、大豆、納豆、レバー(豚・鶏)、牛乳などに多く含まれています。

食品から摂ったほうが体に吸収されやすい事がわかっていますので、サプリメントを摂る前にこちらを積極的に摂りましょう。

もちろん、アルコールやカフェイン、タバコも控えめに!大切な髪の毛を守るためです。

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